京都市内の中心にある下町、西陣。
昔ながらの風情が残りまたお寺もたくさんあるエリア。
オーナーは子育ても一段落し、手広になった家族で過ごした住まいを売却。
夫婦二人がゆったりとそれぞれの時間を過ごせる家をと新たな住まいを検討に弊社へご相談に来られました。
相談へこられた当初は古い町屋をリノベーションしたいというご要望でしたが、メンテナンスや町屋の価格高騰やローンなど様々なことを考慮して新築へとシフトされました。
敷地面積19坪、延床面積23坪と非常にコンパクトな新築となりました。
ご夫婦二人で過ごすのに十分な大きさですね。
ワンルームのような間取りにすることで、また効果的な吹抜けを設けることで狭さを感じさせない空間となりました。
床:無垢ナラ積層フローリング
壁・天井:土佐和紙を貼り
断熱材:グラスウール24㎏/m3 厚み100㎜
外壁:しっくい塗り、腰壁:洗い出し半研ぎ仕上げ
屋根:ガルバリウム鋼鈑タテヒラ葺き
敷地面積:63.37㎡(19.21坪)
建築面積:38.02㎡(11.53坪)
延床面積:73.97㎡(22.42坪)
地域 | 京都市上京区 |
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工期 | 6か月 |
建物種別 | 新築 |
構造規模 | 木造2階建て |
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面積 | 延床面積 73.97㎡ |
地域 | 京都市上京区 |
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工期 | 6か月 |
建物種別 | 新築 |
構造規模 | 木造2階建て |
面積 | 延床面積 73.97㎡ |
・それぞれのプライベートの確保。
・ご主人は趣味の楽器演奏などができる書斎、奥様は広々としたキッチン。
・コンパクトでも広々とした空間が欲しい。
・子供世帯が孫を連れてが遊びに来てやすい。
etc
今回使用した自然素材や設備など
床:ナラ無垢積層フローリング、壁・天井:土佐和紙、シナベニヤ等、造作キッチン、システムバス(TOTO製)
現場造作のオリジナルキッチンは魅せる収納で扉などを最小限に抑えることで経済的になります。
キャビネットはシナランバーを使用し、仕上げにウレタンクリヤ仕上げとすることで耐久性を確保しました。
玄関から一気にキッチンまで見通せるワンルームな間取りでオープンキッチンは一つのインテリア的な存在になりますね。
オープン収納でお気に入りの食器やキッチンツールを飾るように魅せます。
玄関に入るとキッチンまで見通せるワンルーム。
廊下や階段室などは無くし、端から端まで余すことなくすべて見通せることで実際の大きさより広く感じることができます。
階段もストリップとすることで更に広々とした印象となります。
キッチンまで見通せるので造作キッチンが一つのインテリア(メイン)となりますね。
2階へと繋げる階段室をガラス貼りにすることで1階と2階が同じ空間になったような印象になります。
同じ空間とすることで2階までリビングが広がっているように感じられ、狭小でコンパクトな面積を閉塞感がなく広々とした印象にすることができます。
約1.5畳の吹抜けは2階の窓から1階へと光を落とすライトコートとなります。
そしてライトコート(吹抜け)を通じて、1階LDKの床暖房の暖められ空気が2階へと上り、2階の天井に埋め込んだエアコンから冷やした空気を1階へと流れます。
それぞれ1台のエアコン、床暖房で屋内の空調を制御できとても省エネルギーとなる計画です。
手描きイメージパース
手描きイメージパース