京都市中京区室町にたつ築10年のマンションリノベーション。築10年と築年数の浅い中古マンションをご購入され、内装の新建材やどっかりとLDKのど真ん中に鎮座するキッチンをどうにかしたいと弊社へ相談へ来られました。改修する動機としては古くなったり痛んだりすることが大半ですが、比較的新しくても使い勝手が悪い見た目が悪い、素材を変えたいなどといったことも十分な理由となります。室町の家もそんな事例のひとつです。現場造作のキッチンは素朴でお手頃なシナベニヤで製作。キチンと木目を揃えてさりげなくデザインする。見る人が見ると感心する、目利きされた素材や納まりで何でもないように佇む。内装には土佐和紙、クリ無垢のフローリングなど自然素材をフンダンに使用した明るくオーガニックな空間へと生まれ変りました。
地域 | 京都市中京区 |
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築年数 | 築10年 |
建物種別 | マンションリノベーション |
工期 | 3か月 |
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施工面積 | 65㎡(専有部分) |
地域 | 京都市中京区 |
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築年数 | 築10年 |
建物種別 | マンションリノベーション |
工期 | 3か月 |
施工面積 | 65㎡(専有部分) |
LDKのど真ん中に、存在感がありすぎるシステムキッチンをどうにかしたい。プラスチック製品の新建材フローリングを自然素材の無垢材に変えたい。使いにくい動線を使いやすくしたい。と、ご相談へこられました。築10年なので内装の状態、設備状態は良く、まだそのまま使えましたが、自分好みの内装へ変えたい、使いにくいなどといったことっでも十分に改修の動機となります。古くなったり痛んだりして改修するのが一般的です。まだ使えるので不経済な気持ちを抱くのが当然の心情ですが、使いにくいなど精神的なストレスを抱えた生活であれば改善しないといけないでしょう。
LDKのど真ん中に鎮座していたキッチンをコンパクトな2列タイプの造作キッチンに、そして玄関から直接キッチンへ入れる動線を確保しました。廊下を無くしLDKから洗面室、寝室へと直接行ける動線として間仕切り壁の上部に欄間を設けてワンルームに近い間取りとしました。
また、洗面室から寝室へと直接行ける動線も確保し、キッチン周りと寝室周りに2つの回遊性動線を持たせて行き止まりのない空間とし、実際以上の拡がりを感じることができます。
内装にはクリフローリングやクリ無垢板カウンター、土佐和紙など自然素材をフンダンに使用。
現場造作キッチンは手に入りやすいシナベニヤを、木目をキチンと揃えて設えました。
シナベニヤはどこでも手に入る汎用材で経済的に作ることができます。
予算に応じた適材適所で素材の質感を最大限に出すこと。
ベニヤ材などの汎用品をキチンと整えて、天井にもシナベニヤを貼ること素材の統一を図り、無垢フローリングでオーガニックな質感をよりいっそ感じられるように。
全体的な質感は明るいナチュラルな素材で統一しました。