岡田央建築工房が提案する「経済的な造作キッチン」~既製品より、暮らしに合わせてつくる~2026.8.23 / 豆知識

家づくりを考えるとき、キッチンはどんなものを選びますか?
ショールームに並ぶシステムキッチンから、色や天板、収納、設備を選んでいく。
それが一般的なキッチン選びかもしれません。
もちろん、既製品のシステムキッチンには、たくさんのメリットがあります。
設備や収納がひと通り揃っていて、品質も安定している。
メーカーごとにさまざまなデザインや機能が用意されているので、そこから好みのものを選ぶことができます。
でも、キッチンは本当に「用意されたものの中から選ぶ」だけでよいのでしょうか?
私たちが大切にしているのは、
「キッチンに暮らしを合わせる」のではなく、「暮らしにキッチンを合わせる」こと。
そこでご提案しているのが、設計士と一緒につくる「造作キッチン」です。

造作キッチンは「高い」というイメージ?
「造作キッチン」と聞くと、
「オーダーメイドだから高そう」
と思われる方も多いのではないでしょうか。
確かに、無垢材をふんだんに使い、高価な設備や金物を組み合わせれば、それなりの価格になります。
しかし、造作キッチンは必ずしも高価なものではありません。
大切なのは、どこにお金をかけ、どこをシンプルにつくるか。
岡田央建築工房では、素材や設備を適材適所で選び、できるだけ無駄を省きながら、経済的にオリジナルキッチンをつくることを考えています。
例えば、シナベニヤやラワンなど、比較的手に入りやすい汎用的な木材を使う方法があります。
実際に施工事例でも、シナベニヤを使った造作キッチンを採用しています。
材料そのものが高価でなくても、木目を揃えたり、細部を丁寧に納めたりすることで、素材の持つ質感を十分に引き出すことができます。
「高価な材料を使うこと」と「質の高いキッチンをつくること」は、必ずしも同じではありません。

「あと5cm」ができるのが造作キッチン
既製品のキッチンでは、基本的に決められたサイズの中から選びます。
でも、実際の住まいには、
「ここをあと5cm広くしたい」
「冷蔵庫との距離をもう少し近づけたい」
「ゴミ箱をここにぴったり納めたい」
「この高さならもっと使いやすいのに」
ということがあります。
造作キッチンなら、こうした細かな要望を設計に反映できます。
キッチンの幅や高さ、収納の位置、棚の大きさ、シンクとコンロの距離。
毎日使う場所だからこそ、こうした小さな違いが暮らしやすさにつながります。

キッチンだけをつくるのではありません
私たちが考える造作キッチンは、単独の「家具」ではありません。
LDKの空間そのものと一緒に考えます。
例えば、
キッチンからダイニングまでの距離。
冷蔵庫から作業台までの動線。
食器を収納する場所。
ゴミを一時的に置く場所。
パントリーとのつながり。
洗面や玄関との動線。
こうした一つひとつを考えていくと、キッチンは単なる「調理する場所」ではなく、住まい全体の中心になっていきます。
実際の施工事例でも、キッチンを中心に回遊できる動線をつくり、廊下を減らすことで、実際の面積以上に広がりを感じられる住まいをつくっています。

オリジナルだから「好きな設備」を組み合わせられる
造作キッチンのもう一つの魅力は、設備の組み合わせを柔軟に考えられることです。
例えば、
・IHかガスコンロか
・食洗機を入れるか
・フロントオープンタイプにするか
・水栓はどんなものにするか
・収納は引き出し式にするか、オープン棚にするか
など。
「全部を最高グレードにする」のではなく、
自分たちが毎日使うものにはしっかりお金をかけ、あまり必要ではないところはシンプルにする。
そんな予算配分ができるのも造作キッチンの魅力です。
実際に、ナラ無垢カウンター、食洗機、水栓、ガスコンロなど、住まい手の希望する設備を組み合わせた造作アイランドキッチンの事例もあります。

「見せるキッチン」も「隠すキッチン」も自由
キッチンは、必ずしもすべてを隠す必要はありません。
お気に入りの器や調理道具を見せたい人なら、オープン棚に。
生活感をできるだけ見せたくない人なら、扉付き収納に。
よく使うものだけをオープンにして、それ以外は隠す。
そんな組み合わせも可能です。
「収納はたくさんあればいい」のではなく、
何を、どこで、どのくらい使うのか。
そこから収納を考えることで、必要以上に大きなキッチンをつくらなくても、使いやすいキッチンになります。

素材も「高価だから良い」ではなく「暮らしに合うもの」を
私たちの家づくりでは、キッチンにも自然素材を取り入れることがあります。
無垢の木をカウンターに使ったり、シナベニヤやラワンなどを仕上げとして使ったり。
自然素材には、一つひとつ違った表情があります。
そして、少し傷がついたり、色が変化したりしても、それを「劣化」ではなく「住まいの成長」として楽しめる。
これは、ピカピカの既製品にはない魅力のひとつです。
設計士と一緒につくるから「ちょうどいい」
造作キッチンで一番大切なのは、実は材料でも設備でもありません。
打ち合わせです。
どんな料理をするのか。
何人で料理するのか。
食器はどれくらいあるのか。
普段どこに何を置いているのか。
ゴミはどこに置きたいのか。
家族はキッチンをどのように使うのか。
そうした暮らしの話を設計士と一つずつ整理しながら、寸法や収納、設備を決めていきます。
施工中にも、実際の現場を見ながら高さや幅などを確認して決められたというお客様の声もあります。
図面だけでは分からない「体感」を確認しながらつくれることも、造作キッチンの大きなメリットです。

「オリジナル=高い」ではありません
私たちが目指しているのは、
豪華なキッチンではなく、暮らしにちょうどいいキッチン。
高価な素材をたくさん使うことでも、最新設備をすべて詰め込むことでもありません。
必要なところにはきちんと手をかける。
一方で、シンプルにできるところはシンプルにする。
既製品のサイズに家を合わせるのではなく、住む人の暮らしに合わせてキッチンを考える。
それが、私たちの考える「経済的なオリジナルキッチン」です。
暮らしの中心だからこそ、自分たちらしく
キッチンは毎日使う場所です。
だからこそ、「なんとなく選んだもの」ではなく、
自分たちの暮らしにぴったり合ったもの
をつくってみてはいかがでしょうか。
岡田央建築工房では、自然素材を使った注文住宅やリノベーションの中で、住まい手の暮らしに合わせた造作キッチンをご提案しています。
「こんなキッチンにしたい」という具体的なイメージがなくても大丈夫です。
普段の暮らしや料理の仕方、好きな素材、予算などを一つずつお聞きしながら、一緒に「ちょうどいいキッチン」を考えていきます。
実際の造作キッチンの施工事例も、ぜひご覧ください。
あなたの暮らしに合わせた、世界にひとつのキッチンを。





