ワンルームに近い家ほど家庭的 !?~ワンルームでもプライバシーがある家とは~2026.4.5 / 豆知識

新居を検討するとき、「家(いえ)」というものが何であるかを考えると、家族が家族らしく一緒に過ごせる場所だと思います。
家族が常に肌で感じあいながら一緒に住むという「家」が、最も親しみやすい家族的な居場所でなければいけませんね。

家のどこかで料理をしている音やにおい、子供たちが遊んでいる音や勉強している気配がかすかに聞こえる。家族中の気配が自然に感じられるような家が望ましいと考えます。
例えば上記実例のように、リビングの一角にワークカウンターやキッズスペースをパーテーション的壁で間仕切り、それぞれの居場所・プライバシーを確保しながら一体的につなげてワンルームに近い間取りとします。

廊下沿いに個室が並び、ドアを閉めると家中がシーンとして、だれが何をしているかわらないような家は本当の家からはほど遠いものでしょう。

また写真実例のように階段室を開放的にガラスで間仕切り、ライトコート的な吹抜けとともに2階の個室と1階のリビングダイニングを緩やかにつなげて2階建てでもワンルームに近い間取りにします。

写真実例はこちら
階段室をガラスで仕切り、欄間を設けて2階リビングダイニングと1階の個室とゆるくつなげてワンルーム化した家。



上記写真実例のように、
寝室や浴室洗面~収納(ウォークインクロゼット)のようなプライバシーの最小限の部分だけを閉じるように確保して、かつ、天井をつなげるように欄間を開放してセミオープン的に空間の一体感を生むように設計します。
■ まとめ
ワンルームに近い家は、
「みんなで同じ空気を吸う」という、
ごく当たり前で、だけど今いちばん失われつつある家族の感覚を
そっと取り戻してくれますね。

引用:宮脇檀の住宅設計テキスト




