茶室考

東山のとあるお茶室。

 

昭和初期建築で最近に修復されたので見学に伺いました。

 

いわゆる書院茶室。

 

有名な利休の待庵は侘びを効かせた草庵茶室。

 

書院茶室は数奇屋建築の原型と言われています。

 

この書院茶室は、にじり口がなく、貴人口から入る形式。

 

様々な形式があるお茶の世界。

 

「わたりを六分、景色を四分」

 

実用を6割、景色美を4割。

 

利休の言葉。

 

先人達の”美しいもの”への探求心。

 

日本人独特の感性である「茶の湯」の美意識。

 

そして茶室は、それが持つ緊張感は、抽象と自然とのバランスを計ったモダン建築に通じる、はたまた古代ギリシャ時代から連綿と続いてきた建築(構築)と自然の矛盾(建築とは自然を破壊してつくられている)の答えに通じると言われております。

 

正直に、お茶の世界はよくわからない。

 

けれども実際に良い建築に触れるとその何かががシミジミと浸み込んできます。