自然素材。

昨今流行りつつある自然素材。

 

工業製品で溢れている今、シックハウスやエネルギー消費の問題、多様化した生活スタイルからでる個人的なニーズの高まりなど様々な理由で自然素材と呼ばれる(無添加とかいろんな言い方しますね~)素材がもてはやされつつある。

 

自然素材の代表が ” 木(き) ”  や  ” 土(つち) ” 

 

無垢の床板や珪藻土の壁など質感は柔らかく、足ざわりや手触りはなんともヨロシイ。そんなリクエストが増えている。

リクエストには応えないといけない。

 

日本の住宅は木造住宅が多いが鉄骨や鉄筋コンクリートの住宅もかなりある。

戦前の住宅はほぼ木造だ。アルミ製のサッシもなく木の窓に木の雨戸。壁は土壁で外壁も下見板(スギ)などである。屋根に瓦が乗っていたかどうかは地域によって異なるが、使われている素材は実にシンプル。内部の床は畳か縁甲板、いわゆる無垢のフローリング。

 

今流行りつつある自然素材。

チョット前までは古臭いイメージだったもの。

 

アルミ製サッシの普及が昭和30年代半ばから後半、コロニアル(石綿セメント板)と呼ばれる屋根材やサイディング(主にセメント系の化粧パネル)と呼ばれる外壁材の普及も同じ頃。ビニルクロスは昭和50年代にドンと普及しだした。

床材は畳に代ってカーペットがもてはやされ、今は複合フローリングと呼ばれる木質合板を張り合わせた上に樹脂でコーティングされたものが主となっている。

昭和40年頃からの10年間でわっと変わっていった。戦後すぐのことで、建設省も関わり国家的プロジェクトとして住宅産業は急速に変化していった。軍事産業で培われた鉄鋼などの技術が住宅に生かされたのが積水ハウスやダイワハウス、旭化成などの軽量鉄骨の住宅である。

 

大量生産できる準備は整い、というかモノ凄いスピードで住宅が大量生産された。

均質なものが要求され、それが最先端だったのです。木のサッシなんてダサいダサい。数十年前のハナシ。

 

それが当たり前やったんですね~。

 

ものすごいスピードで気づいたら家の中まで公害で、シックハウスと呼ばれている。いろいろと基準が設けられて解決しているように言われている。

現場では星4つのマークが付いていればヨシとされる。

 

・・・つづく